田舎育ちで自然嫌いだった私が地方移住して手に入れたもの

5歳から25歳まで北関東の地方で育ち「田舎なんてやだなー」と都会に出たのに、今は千葉の田舎で楽しく毎日を過ごしています。

なにが違ったのか、どうして今は楽しくなったのかをお伝えします。

移住や田舎暮らしに興味のあるひとや移住したけどなんだかしっくりこないひと、もっといきいきと毎日過ごしたいひとに特にお届けしたい内容です。

田舎になじめないのが理由ではなかった

父の仕事の関係で5歳で神奈川から北関東の地方に引っ越しをしました。

引っ越す前も山のほうに住んでいたのでけっして都会暮らしだったわけではなかったけれど、北関東では「村人」になり都会はより遠くになりました。

田舎はなにもなくて不便だし、遅れている感じがしてはやく都会にいきたいと思っていました。

その当時はまだまだ「田舎から都会へ行くことがカッコいい」というステレオタイプが強い時代だったこともあったし

田舎になじめずヨソモノだという感覚をずっと引きずっていて、とにかく田舎が嫌だったのです。

他人の人生にのっかっていると「生きる力」が奪われる

ところが今は実家よりも自然の多いところに住んでいるのに、毎日が充実しています。

縁もゆかりもない場所だったのに、どうしてこんなに充実しているのだろうと考えたら「自分の人生へのかかわり度合い」格段に違うことに気づきました。

サラリーマン家庭だったので子供のころは「お金」をだしてものを買う「消費者」のライフスタイルしか知りませんでした。

誰かが作ってくれた家に住み、誰かが作ってくれた食べ物を食べるという誰かがやってくれないと生きていけない生き方です。

どれだけ農家さんに感謝したところで自分で食べるものは作れないんです

(まあ、子供だったからしょうがない部分もあったんですけど。)

大人になって都会に住んでみて、出会いや刺激は多くなりましたが、やっぱり誰かがやってくれないと生きていけない生き方に変わりはなく

お金を稼ぐ以外には、自分で自分を生かす方法がありませんでした。

「自分の人生にかかわる」ことで手に入れたもの

移住して、セルフリノベーションや家庭菜園をどんどんやってみたら自分の人生にかかわる機会が増えました。

生きることに必要なことにかかわる機会とも言えます。

自分の人生にかかわることが増えていくのと比例して、毎日がどんどん楽しくなっていきました。

完璧にはできなくても自分でできることが桁違いに増えたのです。

田舎暮らしの情報をたくさん発信している こっこ@田舎暮らし案内人ブロガーさん もこんなことをつぶやいています。

「余白」があると素人でも自分の人生にかかわるチャンスがあると身をもって体験しています。

せっかく田舎暮らしをするなら、ぜひ自分でいろいろやってみてください。意外とできちゃうことが見つかりますよ!

今日のナチュハイライフは「田舎育ちで自然嫌いだった私が地方移住して手に入れたもの」でした。

ではまた~

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