田舎暮らし、地方移住を考えている人は「セルフリノベーション」にも興味があるといいう人,増えています。
「ノーローンで庭付き一戸建てに住める」、そんな夢を実現する近道こそ「中古物件のセルフリノベーション」です。
実際に、地方の空き家をセルフリノベーションして住んでいるDIY初心者だった「なちゅはい」が、自分の経験をもとにどうやったらセルフリノベーションに成功するか2回にわけてお伝えします。
今回は「いきなり業者さんに相談してはいけない」という内容です。
こんなあなたにおすすめの記事です!
田舎で自宅をセルフリノベーションしてみたい
借金なしに自宅を購入したい
田舎暮らし、地方移住に興味がある
記事を書いている私はこんなひとです。
ナチュハイライフのプロフィール;
2014年に千葉県の田舎に家族で移住。
新鮮な野菜、大きな家、広い庭。都会ではかなわなかった豊かな暮らしを実現。
自分らしい生き方を見つけて実践中!自分で人生を切り拓くひとを応援しています。
セルフリノベーションは「新しいジャンル」
まず覚えておきたいのは、セルフリノベーションというのは日本では最近になってメジャーになってきた言葉ということ。
「新しいものがいい」という考えから「自分らしく」生きる時代に変わってきたということと、人口減少で空き家が増えてきた最近の時代背景、
これがセルフリノベーションがメジャーになってきた理由のようです。
「自分らしい暮らし」を求める時代 × 「空き家の増加」
だから、昔ながらのみなさんには「イメージがわかない」「何言ってんの?」という可能性が高いことをふまえましょう。
建築は「プロの世界」だった。こないだまで。
この新しい時代が来る前まで、建築の世界はプロの世界でした。
ということは、建築家さんも工務店さんも、リフォーム業者さんだって「施工するのはプロ」だったんですね。
住宅はプロが分業で作るもの。だった。
ちょっと前まではなんでも業者にまかせるのが当たり前でした。
例えば、簡単なチラシ1枚でも素人は作れない時代がちょっと前まであったんですよね。
だから、業者のおじさんたちはそういうのに慣れてます。
プロはちょっとだけ請け負うのに慣れていない
「設計」「施工」「仕上げ」を個人でやるのがセルフリノベーションですが、指定業者ではないとやってはいけない工事もあります。
だからプロにお願いをすることにはなるのですが、
「床は自分ではります」
「壁は自分でやるのでそのままにしておいてください」
なんて、仕事の途中だけやらない工事はやったこともなければ、一部工事がストップするとその後の工程ができないので割高になります。
だから、リフォーム業者さんにいきなり相談しても次のどっちかになりがち。
「自分でやるほうが高くなる見積もり」
「そもそも話を聞いてもらえない」
あと、よく言われるのが
「大変だからやめときな」「素人には無理だよ」
これは親切心なのがほとんどですが、
想像している出来上がりが違う
これにつきます。
・つるっつるの左官工事とか、きっちり平らな床とかプロの仕事をゴールにする
・自分が納得すればちょっとくらい曲がってたり後から割れちゃっても気にしない
どこまで「セルフリノベーション」というイメージを共有できるかがポイントです。
プロの「やめときな」は一般論
例えばリフォーム業者さんが施工するのは「一般的にはこれがいい」というもの。
デザインも施工方法も「一般的な」ものが選ばれるし、安いですよね。
ちょっとこだわるとすぐ値段に跳ね返ります。(それが商売なんですけど。)
だからプロの人が「やめときな」っていうのは、自分の感性にあっているかは別問題です。
我が家の場合
例えばうちの玄関には「土間」があります。
普通の業者さんに仕事を頼むと、モルタルできれいにしてタイルとか貼ると思います。
でも、
うちは「江戸時代くらいの昔の家の環境」にしたかったので「土の土間」です。
三和土(たたき)っていうんですが、こんなのめんどくさくて請け負ってもらえないか人手がかかるのでめちゃ高いです。
これを低予算で自分でやりたいと思ったら
・自分でやり方を調べる
・ワークショップなどに参加して教えてもらう
しかないですよね。
まとめ
セルフリノベーションをしたい人はまだまだ少ないとは思います。
だから、リフォーム業者さんはじめプロのかたに相談をしても初めは理解をしてもらえないかもしれません。
プロに相談する前に、最低限準備しておきたいことはこんな感じ。
・自分の理想をしっかりもつ
・イメージ写真を見せられるように準備する
・価値観を共有できるようなコミュニケーションが大事
なぜなら
・素人と一緒に仕事をしたことがない業者さんがほとんど
・一般的なやり方、デザインしかなじみがない
・仕事のクオリティがプロ基準
あなたの大事にしたいことをまず伝えましょう。
あなたの熱意があればきっと伝わる相手が見つかります。
次回はそんな思いを相談できるサービスをご紹介します。
今回のナチュハイライフは「セルフリノベーションしたかったらリフォーム業者に相談してはいけない理由」でした
ではまた~
コメント