田舎の住宅事情は一筋縄ではいかないけどミラクルもある

今日は田舎の住宅事情、とくに空き家についてお伝えします。

せっかく田舎に住むなら古民家がいいなという人はとくにチェックしてください。

空き家=空き部屋と勘違いするひと要注意!

日本全体で人口が減っています

総務省統計局HPより

https://www.stat.go.jp/data/jinsui/new.html

特に田舎は人の数がどんどん減っているところが多いので

立派な一軒家でも空き家になっているところも結構あるのは本当です

ここで注意!

田舎の空き家はアパートなどの賃貸物件ではないので

空いている=借りられる、購入できる

わけではありません!

間違っても

「空いている家にお金をだして住むのだから家主さんも大満足だろう」

なんて考えないようにしたいところ

空き家になっている事情を聴きだす

不動産屋さんで販売にでている物件ならお金を出せば買えますが

その場合でも

「どうして空き家になっているのか」

というのは聞いておきましょう

どのくらい空き家期間があったのか

前はどんな人が住んでいたのか

と同じくらい

大事な質問です

理由は大きく2つにわけられる場合が多いです

ひとつは相続人がおらず誰も引き取らなかった

もう一つは管理する人はいるが既に別の家があり、ご位牌の関係でつぶすに

つぶせない

どちらも注意が必要です

「購入しようと契約をすすめていたら突然いないはずの相続人があらわれた」

「管理している家主さんはOKだったのに親戚が嫌がっていると断られた」

「位牌をどうするか考えるといわれてそれっきり」

などなど

空いているからすぐに借りたり買ったりができないのが田舎の空き家問題を複雑にしています

なので

「どうしてこの家は空き家になっているのか」ということをきっかけに

どんな人が関係者としているのかしっかり調べる必要があります

実際、私の知人でも

購入の約束ができたのでSNSに投稿したらそれを人づてにしった親戚があらわれて

購入ができなくなった(売れるような物件ならもっと高く売りたいとなったそうです)

とか

契約書に捺印までしていたのに

相続人があらわれて契約は白紙になった

なんてことがありました

時間をかけるかお金をかけるか

不動産屋さん経由でも「売れる」「貸せる」となると急に値段交渉が難しくなる場合もあります

そこで

2つの方法をおすすめします

ひとつは週末移住などして地域に人柄をしってもらい、地元の有力者や顔ききの方から話をすすめてもらう=時間をかける方法

もうひとつはお金をしっかり用意して不動産屋さんに仲介ではなく直接販売してもらう方法=お金をかける方法

いままで価値もなく古いだけの家だとおもっていたら

急によその人が「価値」をみいだすと

急にお宝にみえてしまう という人情の世界

もし信頼できる移住の先輩やNPOなどがあればそういうところに顔をだしておくのも有効だと思います

ちなみに我が家は築40年くらいのぼろやを半年かけてセルフリノベーションしました。

週末に工事にいくたびに徐々に集落のかたに顔を覚えてもらったので

引っ越しが完了したときには

やっときたねー

と喜んでもらえました

いろんな状況はあると思いますが

田舎は人のつながりが大事

ガンガン顔を売っておくと

「あそこの家あいたからいる?」

なんてただで家をもらえてしまうこともある

なんとも一筋縄ではいかないのが田舎の醍醐味です

今日のナチュハイライフは「田舎の住宅事情は一筋縄ではいかないけどミラクルもある」でした~

ではまた

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