しなやかに自分らしく生きるために自然のそばに引っ越した

この記事は地方移住・田舎暮らしで自分らしさを取り戻した私

渡邉賢太郎さんの著書

自分らしく生きるための7つの力 なんとなく会社に行くだけの人生を送りたくないあなたへ。」

を読んで、「自分らしさ」について書いています。 

 

自分らしく生きるのに関心があるあなたにはこちらも!

 

こんなあなたにおすすめの記事です!

・自分らしく生きたい

・今の生き方に疑問を持っている

・田舎暮らしで何が変わったのか知りたい

ナチュハイライフのプロフィール;

2014年に千葉県の田舎に家族で移住。

新鮮な野菜、大きな家、広い庭。都会ではかなわなかった豊かな暮らしを実現。

自分らしい生き方を見つけて実践中!自分で人生を切り拓くひとを応援しています。

予測不可能な世界

2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災と原発メルトダウン、そして2020年のコロナパンデミック。

○○年に1度の金融危機や災害がしょっちゅう起こる世界になりました。身近なところでは、私の住んでいる千葉県は2019年に大型台風が何度も直撃して、生まれて初めて「避難所」に行ったのは印象的です。

こんなふうに多くのひとが実際に

「予測不可能な世界」

を経験する時代になりました。

「正しい道」がなくなってしまった

予測不可能な世界とは、こうしておけば大丈夫という基準がなくなったということです。

いい大学を出ていれば大丈夫、会社に毎日行っていれば大丈夫、年金を払っていれば老後は安泰

そういう昭和30年くらいからの価値観が通用しないんですね。

 

渡邉さんはこう書いています。

これまでは、よくも悪くも閉じた社会の中で、権威ある誰かや国家が「正しい道」を示してくれた。そのルールのもとでうまく振る舞えば、僕たちの生きやすさもある程度は保証されていた。

自分らしく生きるための7つの力 なんとなく会社に行くだけの人生を送りたくないあなたへ。」より

 

現代社会はどんどん「開かれて」いってます。インターネットをはじめとするテクノロジーによって、私たちは「正しい道」がひとつではないことを知ってしまったってことです。

「自分らしさ」を活かしていかなければならない時代

世界がどんどん複雑で予測不可能になって、古い価値観が通用しない現代では何を基準にすればいいんでしょ?

しかしこの先、僕たちは「自分が信じるもの」「自分が大事にする基準」を自ら考え、選び取らなければならない。

自分らしく生きるための7つの力 なんとなく会社に行くだけの人生を送りたくないあなたへ。」より

この部分、すごく納得しました。

 

というのも、東日本大震災のときに被災地にボランティアで仙台方面にいったときのことを思い出したからです。

その時はまだ4月上旬で避難所があちこちにある状況でした。

現場では情報がいろいろ混乱していて、誰が「正しい」のかが全然わからなかったのです。

何がどこにあるのかもよくわからない状況なので、自分で判断するしかない場面がたくさんありました

複雑で予想がつかない状況では、自分の価値観・自分らしさしか頼るものがなかったんですよ

 

ところで先ほどの前の時代の「正しい道」にこんなことありませんか?

・都市にいけば仕事も自由もあって自分らしく生活できる

・都市では便利なものがたくさんあって豊かに暮らせる

・田舎は制限が多くて「自分らしさ」なんてだせない

こういった古い価値観で対応できな現実がどんどん起きています。

古い価値観が間違いというわけではなくて、ただ、時代がどんどんと変化している・変化せざるを得ない状況がどんどん起きているので、

「自分らしさ」を活かさないと、自分の人生の幸せはつかみとれない時代になったんです。

「結果と効率」を重視する都市システム

都市というシステムは「結果と効率」を重視します。

たとえば、

・お金があれば何でも手に入る(結果重視)

・朝の満員電車で大量の会社員を短時間に出社させる(効率重視)

大都市とは予定調和の塊だ。

自分らしく生きるための7つの力 なんとなく会社に行くだけの人生を送りたくないあなたへ。」より

でも、だからこそとても便利で安全に暮らせるというわけです。

電車やバスが時間通りにこない、買い物する場所が全然ない、なんてところ効率が悪いし手間がかかってしょうがない!

奪われた「自ら価値を生み出す」能力

老人が寝たきりになってしまうきっかけに「骨折」があるといいます。

骨折する ⇒ 動けない ⇒ 骨がくっついても動けない

これは人間の体が「使わない機能は使えなくする」ためだとか。

 

たとえば私の場合、ずっと在宅勤務で久しぶりに外にでたら

歩いているだけで足がつりました。

歩いているだけで足がつりました。

 人間の体が「使わない機能は使えなくする」とはこういうことです。

 

都市生活では「自分の価値」というのが相対的に低くなります。

様々なものが自動で動き、かゆいところに手が届くサービスにあふれている、っていいかえると自分の価値を発揮しなくても誰かがやってくれるってことなんですよね。

 

つまり、こういうことです。

自分の価値を発揮することがない →

自分の価値を発揮する能力がなくなっていく

 甘やかされて育った子供は、自分でなんにもできなくなってしまうって感じですかね。。。

 

街に住んでいるときにふと思ったんです。

自分の力で生きようと思っても、ここにいたら試す場所がないな」って。

 

豊かな人生を送りたいはずなのに、全然心が満たされないし、お金もない。。。

それで会社に行っての繰り返し。

楽しいことはそれなりにあるけど、自分らしく生きていなーと思ってしまったんですね。

オリジナリティ/自分らしさの源泉とは

さてさて、自分らしさってなんなのでしょう?

渡邉さんは2つの方法で「自分らしさを最大化する2つの方法」を教えてくれています。

方法1 自らのルーツを知る

方法2 異世界に飛び出す

自分らしく生きるための7つの力 なんとなく会社に行くだけの人生を送りたくないあなたへ。」より

ルーツを知るっていうと、家系図を調べたりするひともいるかもしれませんね。

私の場合は「自然」でした。

たとえば自然の力だけで育った野菜のことを知ったときに、同じ地域でも畑が違うだけで味が違うことを知って「すごいオリジナリティだ!」と思ったんです。

スーパーで並ぶ野菜は「値段」「品種」くらいしか違いが判りませんでしたけど、自然の野菜たちは、畑の個性がそのまま味に違いがでるってことは

自分も自然の力を取り入れた生活をしたら、それだけで自分らしさって取り戻せる!

そんな風に思ったんです。

そして移住してみて、実際に、自分らしい豊かな生活が送れるようになりました。

 

地方集落も、都会からするとそれなりに「異世界」です。

風習が色濃く残っていたり、集落のお付き合いも都会とは違う濃厚さ。

渡邉さんのいう「自分らしさの源泉」が田舎暮らしでみつかったんだと、今更知りました。

まとめ

まとめです。

「自分らしく生きる」ってずっと憧れていました。

そして、この本にも書かれているように、私は「都市生活」では豊かな暮らしをするには限界を感じていたのです。

それは街がいいとか悪いじゃなくて、たまたま、私の場合は自分らしさを発揮するフィールドが田舎にあったというだけのことかもしれません。

これから自分らしく生きたい人は

正しい道がない時代になったと理解する

豊かに生きるには「自分らしさ」が重要

都市システムは便利だけど代償もある

自分らしさを最大化するには2つの方法がある(ルーツを知る・異世界に飛び出す)

これぜひ参考にしてみてください。

 

今回のナチュハイライフは自分らしさが見つからないあなたへ贈る7つのヒントでした!

ではまた~

コメント

タイトルとURLをコピーしました